ドライマウス
- 唾液量の測定
専用の検査で唾液の分泌量を測り、乾燥の程度を評価します。 - 口腔内の診察
歯ぐきの状態や舌の表面の乾燥具合、口臭の有無などを詳しく診ます。 - 生活習慣やお薬の確認
普段の食生活や服用しているお薬についてもお伺いし、原因を特定していきます。

口の中が乾いて話しづらい
夜中に口の渇きで目が覚める
口の中がネバネバして気持ち悪い
食べ物の味を感じにくくなった
口臭が気になる
そんなお悩みはありませんか?
このような症状が続く場合、"ドライマウス"(口腔乾燥症)かもしれません。
ドライマウスは、単なる不快感にとどまらず、むし歯や歯周病、口臭の原因にもなるため、早めの対策が大切です。
当院では、患者さま一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診察と、適切な対策を提供しています。
ドライマウスの原因とは?

ドライマウスの主な原因には、以下のようなものがあります。
加齢による唾液の分泌低下
加齢により唾液腺の働きが低下し、唾液の分泌量が減少することがあります。
薬の副作用
抗うつ薬、降圧薬、抗ヒスタミン薬など、多くの薬に唾液分泌を抑える副作用があります。
ストレスや緊張
ストレスや緊張が続くと交感神経が優位になり、唾液の分泌が抑制されます。
生活習慣や食生活
アルコールやカフェインの過剰摂取、喫煙などが口の渇きを引き起こすことがあります。
糖尿病やシェーグレン症候群などの病気
全身疾患が原因で唾液の分泌が減ることもあります。
当院でのドライマウス診断と治療
ドライマウスが疑われる場合、まずはお口の中の検査を行い、症状の原因を探ります。
ドライマウスの治療と対策
ドライマウスの治療は、原因に応じたアプローチを行います。
唾液の分泌を促す生活習慣の改善
よく噛む習慣をつける(食事の際にガムや硬めの食材を意識する)
水分をこまめに摂取する
カフェインやアルコールの摂取を控える
ストレス管理を意識し、リラックスする時間を作る
唾液腺マッサージ
唾液腺を刺激することで、唾液の分泌を促します。
耳下腺マッサージ:耳の前あたりを円を描くようにマッサージ
顎下腺マッサージ:あごの下を軽く押しながらマッサージ
舌下腺マッサージ:あごの内側を指で押しながらマッサージ
口腔周囲筋のトレーニング
舌を上下左右に動かす体操
口を大きく開けたりすぼめたりするトレーニング
これらのトレーニングにより、口の周りの筋肉を鍛え、唾液の分泌を促します。
保湿ケア用品の活用
当院では、以下のようなケア用品を提案しています。
唾液の代わりになる保湿ジェルやスプレー
口腔内をうるおすマウスウォッシュ
これらを併用することで、口の乾燥による不快感を軽減できます。
当院のドライマウス治療の特徴
患者さまに寄り添う丁寧なカウンセリング
当院の院長は、患者さまの不安に寄り添い、わかりやすく丁寧にご説明することを大切にしています。
ドライマウスに関するお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
専門的な検査と適切なアドバイス
唾液量の測定やお口の診察を通じて、原因をしっかり特定し、適切な対策をご提案します。
生活習慣の改善からトレーニングまでサポート
ただ薬を処方するのではなく、日常生活でできるケアやトレーニングをアドバイスし、無理なく改善できる方法を一緒に考えていきます。
口腔乾燥を和らげる保湿ケアのご提案
市販のケア用品だけでなく、患者さまに最適な保湿ケアをおすすめし、快適に過ごせるようサポートします。