ドクター・スタッフ｜洗足池（大田区南千束）の歯科医院

1980年

お茶の水女子大学付属高等学校卒業
東京歯科大学入学
1986年

東京歯科大学卒業
東京歯科大学大学院歯学研究科(小児歯科学講座)入学
1990年

東京歯科大学大学院修了　博士(小児歯科学)の学位受領
1996年

千葉歯科医院勤務(2003年より院長)

- 東京歯科大学小児歯科学講座非常勤講師
- 日本小児歯科学会　小児保健委員会委員
- 日本小児歯科学会関東地方会幹事
- 東京都女性歯科医師の会理事
- 東京都大田区立小池小学校　学校歯科医
- 東京昭和幼稚園　幼稚園歯科医
- 日本歯科医師会会員
- 東京都歯科医師会会員
- 東京都歯科医師会代議員
- 夫　はまの歯科医院院長(横浜市南区)　http://www.hamanodc.com
- 子ども2人(小学生・大学生)
- 旅行・バレエ・フルート
- 家族と過ごすこと・体を動かすこと

　千葉歯科医院は洗足池の地にて70年以上に亘って開業してきました。私は3代目になりますが、今でも初代の先生にかかっていましたという患者さんもいらっしゃいますし、先代の時からいらしている方は「先生にお誕生日前には歯のクリーニングをしましょうということと、歯をよくみがいて大事にしなさい、と言われていましたからと長年それを続けて、今でも元気に食事を楽しめています」とおっしゃる方が何十人もいらっしゃいます。父が40年以上前にアメリカへ研修に行き、予防の大切さを患者さんに伝えていたこと、それが伝わっているのを肌で感じ、とても嬉しく思っております。
　私は平成8年からここで診療をしてきましたが、父とはワークシェアリングであったため、父が平成15年に癌で他界してから、父が担当していた患者さんと初めてお会いすることになりました。父は、私が幼いころから「患者さんで素晴らしい方がいらしてね」と色々な話をしてくれていました。社会の第1線で活躍されている方の話、患者さんから伺った最先端の研究の話、心温まる素敵な家族の話、私たち家族はいつも父の話を興味深く、楽しく聞いていた思い出があります。父は亡くなる2週間前まで診療していました。癌の終末期で苦しかったことでしょうが、家の中ではふらふら足元もおぼつかない時でも白衣を着て診療室に入ると人が変わったようになれたのも、仕事をすることで生きている実感を得ていたようにも思えました。父の死後に、多くの父の患者さんとお会いして、父は診療を通して多くの患者さんに支えをいただいていたことを強く感じました。そして、今私は診療を通して毎日多くの方とお会いしています。私より年齢を重ねていらっしゃる方には貴重な経験のお話しを伺い、その一言にも重みを感じます。人生の目標にしたいと感じる方に接することができる環境に感謝です。子育て同世代の方々とは、子育ての同じような悩みを持ち、楽しいことも大変なことも分かち合いながら共に歩んでいる気持ちです。毎日たくさんの子どもたちが訪れます。その笑顔は最高で、子どもたちの成長していく姿にはいつも元気をいただいています。子どもたちが安心して過ごせるようにと切に思っております。
　50歳を超えて節目を感じ、これから自分に何ができるのだろうかと考えています。皆様とさらに大きな、強い繋がりを感じ、共有できるものを少しでも増やし、地域に密着した医療を行っていきたいと思っています。また小児歯科専門医であることからも、正しく最新の情報と技術を伝え、子どもたちの明るい未来のために学会を通しての社会活動も続けたいと思っております。さらに立派な歯科医師を社会に輩出すべく大学での学生教育に携わっていくことも責務と思っております。
今まで多くの患者さんとの出会いから、たくさんのことを学ばせていただき、今の私があるように、10年後、20年後の日本を創っていく子どもたちを大きな暖かい目で育てていきたい、そのためには毎日の研鑽を怠らないようにしたいと思っております。